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會津八一記念館50周年を迎えて
- 新潟市會津八一記念館の目的は、新潟市出身の偉才、會津八一の調査研究をし、業績を広く市民に伝え、教育に役立てることです。
今年で開館50周年を迎えることから、これを機に下記の50周年記念事業を計画しています。
①八一の人生をわかりやすくまとめた伝記の出版
②今秋から来春にかけて、著名な八一研究者や、ゆかりの深い奈良の高僧らを招く連続講演会を、安価で聴講できるよう計画
③記念館ホームページをリニューアル、対外的な発信力を強化し、若い世代にも訴求
その他 出前授業を希望した市内小中学校には、八一が学問の指針を説いた「学規」を贈呈します -
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【事業全体のアピールポイント】
- 1881(明治14)年、新潟市で生まれた會津八一は「新潟日報」の題字を揮毫するなど、書家としての知名度は比較的高いと言えますが、歌人、東洋美術史家など多方面で類まれな能力を発揮した新潟を代表する文化人であり、新潟市の名誉市民第1号でもあります。會津八一記念館は1975(昭和50)年に市民や地元企業からの浄財をもとに建設され、その後地道に八一の顕彰活動を進め、多くの市民の来館にも支えられて今年開館50周年を迎えることができました。
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- 今後も會津八一の知名度アップとその功績の周知を図ることが地元への恩返しだと認識し、八一を知らない中高年以下の世代にも理解しやすい手法で八一の顕彰活動をさらに強化してまいります。この開館50周年記念事業を展開するとともに記念館の発信力強化のため支援を希望いたします。
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【プロジェクトへの想い】
- 1975(昭和50)年に地元市民と企業が、新潟が生んだ異能の文化人を顕彰する施設を建設しようと作った會津八一記念館が、多数の来館者に支えられ開館50周年を迎えることができたことに感謝し、今後も八一が名誉市民として市民の中に根付き、子供たちにも地元出身の偉人として覚えてもらいたい。そのために学校や先生方、親御さんにも八一のことを知ってもらえる機会を提供してまいります。また、上記の「学規」は子供たちだけでなく、大人にとっても人生訓として役立つ教えですから、企業・団体向けの出前授業にも今まで以上に積極的に取り組んでまいります。
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【クラウドファンディングで資金調達が必要な理由】
- 會津八一記念館は現在、新潟市の施設を指定管理業者である「公益財団法人會津八一記念館」が管理運営にあたっています。通常の展示事業等は市の指定管理事業として予算をいただいていますが、今回の開館50周年事業はこの範囲には含まれない、財団法人が独自に行う事業であり、財源の乏しい財団としては事業実施に必要な費用をクラウドファンディングで募りたいと考えております。
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